テレビで「やれば出来る！」と力強く拳を上げる芸人さんを見た、明るくて前向きで好きな芸人さんだ、やれば出来る！確かにやらなきゃ出来ないんだから言ってる事は正しい、躊躇している人の背中を押すすごい言葉だと思う。
やった後悔よりやらなかった後悔の方が後を引くと何かで読んだ、私もそう思う、子供が上京を悩んでいる時それを言った気がする、「まだ若い、ダメなら帰って来ればいい」と、それは30数年前私が親からかけて欲しかった言葉だから。
前にも書いたが亡くなった実父とは折り合いが悪い、昭和の父親とはよく言ったもんだ、子供を自分の物としか思わない育て方をされて来た為、めんどくさいと嘘をついて自分の思い通りに生きて来た、上部しか見ない父親だった為子供の嘘にはちっとも気づかず都合が良かった。
そんな恨み言を書きたいんじゃなかった。
息子の事だ、ずっと東京には行きたかった様だがなんせ気が小さくで臆病、石橋を叩いて引き返すような子だ、ただ親として行って来いと背中を押せたのもその慎重すぎる性格と、友達に恵まれたところを信用しての行って来いである。
地元で仕事をしていた時も高卒のまだまだ子供全開だった息子を上手に社会人として育ててくれた前会社の人達に感謝している、その甲斐あって上京してからも人間関係には恵まれている様だ、慣れない家事や仕事は仕方無し、周りの人達に感謝する事は忘れずに生きて欲しい。
